「山内　復刻別注3WAY MILITARY COAT 1st TYPE」、コレクションの「3way ミリタリーコート (20a12)」と同素材、同じ色目になります。「ハンガーにかけた状態だけで、オーラがあり、羽織って見たいと思わせるコート。」そんな思いで2017年に製作されたライナー付きミリタリーコート。２着のアウターをドッキングさせ、１着のアウターとして着用できる仕様の３WAYコートです。今回イーハトーブ限定の別注で初代３WAYミリタリーコートを復刻し、製作していただくことになりました。それぞれ単独で着用しても存在感のあるアウターとして緻密に作り込まれており、ドッキングすることで一段と風格のあるコートにトランスフォームします。アウターは春先や秋頃のアイテムとして、ライナーは秋冬のアイテムとして使用でき、合わせて着用することで真冬まで対応可能です。アウターの内側は最小限の仕様で確実に接合できるよう設計されています。表地はシーズン問わず山内の代表的な生地となった遠州産高密度二重織りコットン。乾いた風合いで肉厚のしっかりとした生地です。表面のシボ感は表と裏の織り組織に変化をあたえ、後加工の熱処理により表裏の縮率の違いで生まれます。全て表からの30番糸ステッチで、山内の考える一番綺麗で繊細な運針17針で統一されています。　※運針-3cm間のミシン目の数 (通常30番糸ステッチは12,13針程度)堅牢な生地を繊細に縫い上げ、山内ならではのミリタリーコートに仕上がっています。一枚仕立てのアウターはスタンドカラーのミリタリーコート。ラグランスリーブ仕様で肩周りにゆとりがあり、ジャケットの上にも羽織ることができます。フロントファスナーと胸元に配されたポケット２つにはエクセラZIPを、ボタンは本水牛釦を使用しています。腰回りのドローコードでシルエットの調整が可能です。ライナーパーカーの裏地にはデッドストックのキャメルメルトンを使用。現在日本でキャメル地を生産している機屋さんは無く、唯一キャメルを黒染めする技術を持っていた染工場も時代とともに廃業されてしまったそうです。この希少なブラック・キャメルメルトンは保温性はもちろん、しなやかで上品な光沢があり、このコートの存在感をさらに高めています。さらに袖口のリブは山内オリジナルリブ仕様。生地でリブを包み、リブの溝を一本一本テンションを保ちながらステッチで縫い合わせていきます。何百ものステッチをミシンでたたき、アトリエ内で全て手作業でリブを作っています。１着製作するのに膨大な時間を要するため、着数限定でのリリースとなります。

BRAND　山内
COLOR　BLACK
COUNTRY　JAPAN
PRODUCT NO.